飲食店経営で必須のクレジット端末導入ポイントとサービス

飲食店の会計をスムーズに!クレジット端末の導入ポイント 決済のお役立ち情報

飲食店でのお会計の際、多くのお客様は支払いをスムーズに済ませたいと考えていることでしょう。また、お店側としてもお会計に時間がとられるのは避けたいところです。今の時代、クレジット端末の導入は、飲食店に経営に欠かせないものになりました。こちらのコラムでは、飲食店のクレジット端末導入について、詳しく解説します。

クレジット端末とは?キャッシュレス時代の飲食店経営

クレジット端末とは?キャッシュレス時代の飲食店経営

クレジット端末とは?

クレジット端末は、店舗やビジネスでクレジットカードやデビットカードを使用して支払いを受け入れるための機器です。

特に近年ではクレジット端末をCAT(Cardholder Activated Terminal)端末とも呼び、一般的にお客様がカードの挿入~PINコードの入力などの操作をお客様自身が行うものを指しています。また、CAT端末の基本機能以外に、商品管理・会員管理・在庫管理など、店舗側で情報管理に必要な機能を取り揃えているものをPOS(Point of Sale)端末と呼んでいます。

コロナ禍の流れもあり、私たちの日常生活においては、キャッシュレス決済の重要性は年々高まっています。2022年の経済産業省の報告によると、過去5年間でキャッシュレス決済の比率は10%以上伸びています。この数字は、今後さらに増加することが予想されています。特に、クレジットカード払いの選択をする消費者は増加しているため、飲食店にとってキャッシュレスが使えないというのは経営において致命的な問題になってくることも予想されます。

参照:「キャッシュレスの将来像に関する報告書」 https://www.meti.go.jp/press/2022/03/20230320002/20230320002.html

飲食店でクレジット端末を導入する方法

飲食店にクレジット端末を導入する方法

クレジット端末の導入には、主に2つの方法があります。

カードブランドを出している会社との直接契約

1つ目は、VisaやMastercard、JCBなど主要な国際ブランドとの個別契約をする方法です。日本ではVisa、Mastercard、JCBが主流ですが、外国人観光客にも対応したい場合は、American ExpressやDiners Clubの導入も検討した方が良いでしょう。ただし、この方法は各社との契約が必要で、審査や申請の手間がかかります。

決済代行業者を通じて導入する

2つ目は、決済代行業者を通じた導入です。これは複数のカード会社への申請を一括で任せる方法で、手続きの煩雑さを軽減できます。加えて、多様な決済手段を一度に導入できる利点があります。決済代行業者はセキュリティが高く、情報漏洩リスクを低減するのも魅力のひとつです。導入には初期費用がかかる場合が多いですが、キャンペーン等を利用すると、コスト削減が可能です。業者によっては集客サービスなどのサポートも提供しているので、ビジネスの発展が期待できます。

飲食店経営者は、これらの方法を理解し、自店に最適な選択をすることが重要です。各社との契約が必要で、審査や申請の手間がかかります。

決済代行会社の詳細については、こちらのコラムをチェック!

飲食店でクレジット端末を導入する際のポイント

飲食店でクレジット端末を導入する際のポイント

クレジット端末を導入するにあたり、主要ブランドと直接契約するか決済代行業者の選択は大変重要です。ここでは、飲食店オーナーが知っておくべき、クレジット端末導入選びの主な3つのポイントをご紹介します。

Point1

費用を計算する

クレジット端末の導入には、初期費用や月額料金、決済手数料、トランザクション手数料など、様々な費用が発生します。これらの合計と長期的な総費用を複数の業者で比較し、自店の経済状況に合った選択をしましょう。サポートやオプションの充実度、企業の安定性も重要な検討ポイントです。

Point2

入金サイクルを確認する

キャッシュレスでの決済方法では、顧客の支払いから店への入金までの期間は、業者によって異なります。一般的には決済から1カ月程度ですが、早期入金や特別な締め日オプションを提供する業者もいます。特に小規模な飲食店の場合、短い入金サイクルが有利です。

Point3

安全性の高い業者を選ぶ

クレジット端末の導入において、安全性の高い業者を選ぶことは非常に大切です。特に、顧客のカード情報セキュリティは欠かせません。業者がPCI DSSやプライバシーマーク、ISMS認証などのセキュリティ基準を満たしているか確認しましょう。また、業者の財務安定性も重要です。経営が安定しており、信頼性の高い企業を選ぶことが望ましいです。

これらのポイントを踏まえ、自身の飲食店にあった最適な決済導入方法の選択を行いましょう。

飲食店におけるクレジット端末導入のメリット

飲食店におけるクレジット端末導入のメリット

飲食店でクレジット端末を導入することには、多くのメリットがあります。

現金不要な利便性

お客様にとっては、現金の持ち合わせがなくても食事ができる利便性があります。また、カード払いであれば、ポイントが貯まることも大きな魅力です。

来店率が高まる可能性

店舗側のメリットとしては、来店率が高まる可能性があります。カード利用できることで、お客様が金銭的な理由で入店をためらうことが少なくなります。特に、外国人観光客にとってはカード決済が一般的なため、インバウンド需要の捉えやすさも大きな利点です。

現金に比べて客単価が高くなる可能性

現金払いに比べて客単価が高くなる傾向があります。カード利用では、金額の実感が薄くなり、お客様が気軽に高額なメニューを選ぶことが多くなります。これは、売上の増加に直結するので、飲食店の収益向上が期待できるでしょう。

現金管理の手間やミスの防止

現金の取り扱いが減ることで、現金管理の手間やミスのリスクが減少します。違算の発生リスクが減ることは、店舗運営の効率化にもつながるでしょう。

クレジット端末導入の誤解と真実

クレジット端末導入の誤解と真実

クレジット端末の導入を検討する際、多くの飲食店経営者が誤解している点があります。

    

端末導入・設置するのにはコストがかかるのでは?

初期投資として、決済端末や対応レジの導入が必要です。しかし、低価格の決済端末も市場に出ており、業者によっては実質無料で導入可能な場合もあります。

手数料が高くつくのでは?

一般的には4~5%程度ですが、これは業種や規模によって変わります。また、手数料が3.25%と低設定の決済代行会社もあるため、比較・検討することが重要です。

決済から入金までのサイクルが長いのでは?

通常、決済から入金までは1ヶ月程度ですが、状況によっては2週間から10日で入金されることもあります。特定の銀行口座を利用することで、翌日入金するサービスも存在します。

このような誤解を解くことで、クレジット端末の導入はもっと身近な選択肢になります。特に小規模な飲食店では、資金繰りが重要な問題ですが、適切な決済代行会社の選択により、この懸念は大幅に軽減されるでしょう。クレジット端末を導入することで、顧客層の拡大やキャッシュフローの改善が期待できます。

クレジット端末の種類と導入する際の選び方

クレジット端末の種類と導入する際の選び方

クレジット端末には、様々なタイプが存在します。飲食店のニーズに合わせて最適なものを選ぶことが重要です。最近注目を集めているのが、アンドロイドスマホが決済端末として機能し、タッチ決済ができるシステムです。端末購入の必要がなく、予備やイベントでの使用にも適しています。

モバイル端末

「モバイル端末」は、スマホやタブレットが必要となります。レシート印刷が必要な場合は、別途プリンターの購入が必要ですが、端末自体のコストが低く、月額費用がかからないサービスが多いでしょう。Bluetooth接続が可能なため、イベント出店時などの持ち運びに便利です。

「オールインワン端末」

「オールインワン端末」は、クレジットカード決済、電子マネー決済、QRコード決済に一台で対応可能です。内蔵されたレシートプリンターがあるため、別途購入する必要がありません。この端末は、店舗内での使用に特に適しています。

飲食店の場合、お客様の利便性と経済的な側面を考慮し、最適な端末を選択することが大切です。

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